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マレーシア
人口2500万人のマレーシアは多様民族国家であり、 マレーシア半島の州と、 ボルネオ島のサバ、 サラワク州で構成されます。 マレーシア国民の過半数はマレー人ですが、 このほか中国系、 インド系、 イバン族、 カダザン族、 ドゥスン族、 その他の民族も含まれ、 カラフルな多文化社会を生みだしています。 マレーシアの公用語はバハサ・マレーシア(マレー語)ですが、英語も幅広く使われています。 マレーシアの国教はイスラム教で、 イスラム教に加え、 キリスト教、 仏教、 ヒンズー教などの信仰があります。 このようなバラエティーに富んだ民族グループや文化、言語が、 真にアジア的なマレーシアを特徴づけています。
マレーシアの歴史
海外からマレーシアへ
入国
税関
言語
社会 & 文化
宗教
気候
時差
通貨
服装

マレーシアの歴史/ 伝説/ 神話
マレーシア最古の歴史は紀元前1世紀にさかのぼります。 東洋と西洋の十字路に位置するマレーシア半島では、 歴史の初期に既に世界各地から旅行者が訪れました。 古代文明の証拠ともいえる墓標などがケダ州のブジャン・バレーやメルボック・バレーで発見されており、 またインドや中国のヒンズー教や仏教の影響も見られます。

イスラム教の影響は、 1400年のマラッカ王国時代に中近東やインドからもたらされました。 マラッカの国王 (サルタン/スルタン) がイスラム教を歓迎したことにより国内を通じてイスラム教が浸透していきました。 王国時代はまた、 中国との貿易関係の発展にも貢献しました。

マラッカの香辛料を中心とした貿易は、 1511年にポルトガル人の攻撃の対象となり、 その結果、 マラッカ王国はポルトガル軍の手に落ちました。 ポルトガルによるマラッカ征服は、 カトリック教の布教を地元住民にもたらしました。 しかし1641年にオランダがマラッカを支配、 さらに18世紀末にはヨーロッパの産業革命の目覚めとともにイギリス人も渡来してきました。 イギリスは半島にストレーツセトルメントと呼ばれる直轄植民地を形成し、 これまで独立州であった州の統治に微妙に干渉し始めました。

東マレーシアでは、 英国特許会社ブリティッシュ・ノース・ボルネオのもと、 サバ州がイギリス保護領となり、 一方ではホワイト・ラジャ(「白人王」の意味) と呼ばれたブルック一族が100余年にわたりサラワク州を支配しました。 1941年、日本軍が侵略し、およそ3年間植民地としましたが、 長崎と広島に原爆が投下された後、 日本軍は連合軍に降伏しました。

第二次世界大戦の終焉は、 マレーシアの独立主義の始まりでもありました。 そして1957年8月31日午前9時、 ついにトゥンク・アブドゥル・ラーマン(後のマレーシアの初代首相)が独立を宣言しました。 これがマラヤ連邦、 新国家誕生の幕開けでした。1963年にはマラヤ、シンガポール、サバ、 サラワクがマレーシア連合を形成するに至りました。 しかしながら1965年、シンガポールは連合から撤退し、自ら独立国家となりました。

 

海外からマレーシアへ
マレーシアは空の便も海の便も大変発達しており、 主要航空会社25社がマレーシア国内各地の国際空港を利用しています。 またタイやシンガポールからマレーシア半島へは、 鉄道などを利用して陸路により入国することもできます。 マラッカ海峡に位置するクラン港やペナン港も、 海によりマレーシアと世界を結ぶ玄関口として発展しています。

マレーシア国内の旅行は比較的容易かつ快適で、 費用もあまりかさみません。 主要な市町村へは冷房完備の電車やバスが運行されているほか、 定期航空便の利用も可能です。 またマレーシア半島内は道路網も発達しているため車による旅行も人気があります。

サバ州、 サラワク州は舗装されていない道なども多いため車での移動が最適です。 遠方の土地によっては飛行機または川船でしか到達できないところも数多くあります。 また田舎風のパノラマが楽しめる鉄道の旅もお勧めです。 鉄道での旅行は旅費節約のためにも事前の計画が大切です。

 

入国
マレーシアに入国するすべての旅行者には、 有効な旅券/パスポート (ビザが必要な場合もあります) の提示が義務づけられています。

旅券/パスポートは、マレーシア半島とサバ、 サラワク州のある東マレーシア間の渡航、 およびサバ、 サラワク州間の旅行にも必要ですのでご注意下さい。

 

税関
• 国内に持ち込まれた関税対象の輸入品目については、 対象品価値の最高50%の仮輸入デポジットの支払いを求められる場合がありますのでご注意下さい。 尚、 この仮輸入デポジットは出国時に返金されます。
• カメラ、カセットプレーヤー、 化粧品、ライター、 ペン、香水、時計などは免税対象品です。
• 居住者、 非居住者のRM1000以上の携帯には当局の許可が必要となります。
• 居住者がRM10,000相当以上を国外に持ち出す場合は当局の許可が必要となり、 また非居住者はRM10,000相当以上の国外持ち出しが認められていませんのでご注意下さい。

• 銃火器やポルノ製品の国内への持ち込みは厳禁です。

 

言語
マレーシアの国語はバハサ・マレーシア(マレー語)ですが、 英語も幅広く使われており、 小学校6年、 中学、 国内Oレベルの各試験において試験科目となっているほか、各種学校機関でも使用されています。

マレー語以外の主要な言語には中国語とタミール語があります。 マレーシア政府も、 ホテル従業員や観光関連産業従事者に対し、 他の国際的な言語の習得を奨励しています。

 

社会 & 文化
マレーシアの人口は約2200万人に達し、 その多民族国家としての社会融合は世界でも有数のモデルとされています。 また総人口の約80%はマレーシア半島で生活しています。 マレーシアには3つの主要民族があり、 イスラム教徒であるマレー民族が国民の過半数を占め、 仏教徒の多い中国系民族、 ヒンズー教徒の多いインド系民族などがこれに続きます。 このほか、 ユーラシア人、 サバ州やサラワク州出身のカダザン、 ドゥスン、 ムルット、 イバン、 オランウル、 メラナウ、 ビダユー、 ペナンといった、 50種類以上の民族がマレーシアの人口を構成しています。 それぞれの民族は独自の伝統や習慣をもち、 マレーシアに色とりどりの文化遺産を提供しています。 これら民族の重要な祝祭日はマレーシアの祝日とされており、 人種や民族、 信仰にかかわらず国民全体で祝われています。

民族を問わず、マレーシア人の多くは洋装しています。 しかし特別な式典や祝祭の機会にはアクセサリーなどで装飾された伝統的な民族衣装を身にまといます。

 

宗教
マレーシアの国教はイスラム教で、 これはマレー人が必ず信仰している宗教です。 他の人種や民族では、 許容範囲内でいかなる宗教を信仰することも自由です。 イスラム教以外で広く信仰されている宗教には仏教、 ヒンズー教、シーク教、 キリスト教などがあります。

ほとんどの宗教的祝祭日は国の祝日に定められており、 人種や民族、 信仰にかかわらず国全体でお祝いされます。 異なる民族背景や宗教背景のもとで展開されるこれらの祭事は文化的にも大変バラエティーに富んでいます。 このような祝日や元日の多くは、 クリスマスのように太陽暦で固定されておらず、太陰暦により計算されるため、毎年同じ日になるとは限りません。

 

気候
年間を通じて気温と湿度の高いマレーシアは赤道気候に属し、 低地における平均気温は22℃から32℃で推移します。但し、 高地の気温はこれよりずっと低くなります。 年間平均降雨量は200‐250cmです。 常に風通しのよい軽い素材の服装が適しています。 また高地のリゾートでは快適で暖かい服装が必要になりますので注意して下さい。
 

時差
マレーシアの標準時間はグリニッジ標準時間+8時間です。
 

通貨
外国通貨両替施設はすべての主要な都市町村に置かれています。マレーシア・リンギット(RM) 紙幣はRM1、 RM5、 RM10、 RM50、 RM100があり、 貨幣は1セント、 5セント、 10セント、 20セント、 50セント、 RM1の6種類があります。 また主要クレジットカードも多くの店で幅広く取り扱われています。

商用銀行はすべて外国為替両替商として認可されています。 銀行の営業時間は、 平日が午前9時30分から午後4時、 土曜日が午前9時30分から正午12時で、 日曜日は休業です。 また毎月第1土曜日と第3土曜日、 祝日も休業日となります。

但し、ケランタン州とトレンガヌ州の銀行は毎週金曜日が休業となります。 これらの州の銀行は、 毎月第1木曜日と第3土曜日を除く、 土曜日から木曜日の午前9時30分から正午まで営業しています。 さらに主要な入国/出国地点やショッピング街でも認可を受けた両替商が営業しており、 多くのホテルでも外国通貨やトラベラーズチェックによる支払いを受け付けています。

 

服装
マレーシアは熱帯気候に属し、 高温高湿度であることから、 街中での旅行や観光には軽量でコットン製の洋服などが適しています。 一般的にTシャツや短パンで出かけても大丈夫です。

しかし、 レストランでの食事や都市部での夜間の外出にはその場にふさわしい適切な服装が求められます。 場所によってはドレスコードが設けられているところもあります。 また田舎の村や宗教寺院などを訪問するとき、短パンなどは非礼にあたり厳禁とされます。 きちんとした服装を心がけてください。

 

コンコルドホテル・クアラルンプール (Concorde Hotel Kuala Lumpur)
2 Jalan Sultan Ismail, 50250 Kuala Lumpur, Malaysia
電話: 60-3-2144 2200 ファックス: 60-3-2144 1628
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